山羊座満月。

＃繊細さんのための西洋占星術　＃すべてのリスタートしたい人へ

7月14日3時38分頃

山羊座で満月。

この数日の出来事から感情が揺れ、疲弊している方はたくさんいると思います。

そんな方々にとって、ここで満月を迎えるのは救いかもしれません。

満月はある種のピーク、特に感情のピークを迎えるとき。

さあ、折り返しです。徐々に興奮が収まり、不要になったあれこれを手放していく流れに入りましょう。

この満月の度数には、

社会的に「負け」を認めることでより大きな可能性をつかむ、という象意があります。

勝ち負けレースを降りたところで、

本当に求めているものへ、本質的なものへと向かうのです。

思いどうりにならない出来事の背後にある真実を評価できるかどうかで、

あなた自身だけでなく、

社会全体を進化させられるかどうかが分かってくるのです。

それは、今の時代、理想的な誰かが現れて一瞬で世界を変えてくれるのでなく、

世界を変えるのは、いつでも自分自身だからです。

満月部分には、冥王星、海王星、天王星の三角形が関わっていて、

目にしている社会の動きに、好んでも好まざるにしても影響を受けていきます。

この満月のターンでは、それほど過激な影響でないにしろ、

冥王星が重なっている月にとっては負担が大きく、ストレスを抱えることになりそう。

ただ、新しいよい変化を感じたり、夢がふくらむようなこと、

あるいは、本当の願いが現れてくるような、そんな感じもあって、

報われていく実感もあると思うのですね。

ひとつひとつのことに心を向けて、違和感があったらスルーせずに、

「自分にとってどうなのか」に気付いていけるといいです。

「気にしているのは自分だけだから」と思って、決して見過ごすことないように。

自分のことは、自分でしか気づけないですから、

「気にしているのは自分だけかもしれない」と思ったようなことが一番大事なのです。

太陽に重なっている水星は直観力を表していて、

目的をフォローしたり微調整するイメージを伝えてくれそうです。

そして、この水星はキロンとかかわっていますので、

理想や目的を伝えようとしたときに痛みがあれば、それは過去の傷からきています。

満月から新月までの開放しやすいこの機会に、ぜひ向き合ってください。

蟹座の新月の流れをくんで、

この山羊座新月では、やはりプライベート、心を丁寧に整えることで、

社会的生活、人間関係がうまくいくようになっていきます。

満月図のエネルギーの流れからすると、

あなたが誰かのためにとか、絶対こうしたいとか思ったことが、

状況に流された結果、よりたくさんの人に届いたり、

あなたが相手からほしいと思ったものはもらえなくても、

予想外の人や何か不思議なはからいで、

めぐりめぐって、

ほしいものが手元にやってくる、

そんな予感もあります。

すべては

今、思うとおりにならない、という思いがあったとしても、

それを受け容れる、

それがはじまりです。

よい、満月を。

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「どんなことが起こっても、人生は愛しい」

占星術師/ドリームセラピスト

みずきしょうこ